通級では普段の生活でなるべく困らないようにするために、1~3年生の漢字はほぼ読めるようになるまで指導していただきました。
4年生以降の漢字についてはどんどん難しくなってきて、社会や理科でも漢字がたくさん出てくるので覚えるのがますます大変になってきます。
どうしても覚えられない漢字の対処法として読めなくても、自分で調べる手段を習得し意味が分かるようにすることが大事だそうです。
調べる手段を通級で教えていただいたのでご紹介します。
電子辞書を活用する
通級では5年生の頃から電子辞書の使用方法を教えていただきました。
小学生で電子辞書はまだ早いのではと思うかもしれませんが、読み書き苦手な子にとってはとても便利なツールなのでどんどん活用するといいと思います。
我が家では通級と同じ『CASIOの電子辞書』を使用しています。
小学生高学年向けの電子辞書があるので子供にもわかりやすい内容の辞書です。
音声機能もあるので英語の発音を確認できるので英語学習にも大活躍中です。
読み方のわからない漢字をタッチペンで書いて検索できるありがたい機能もあります。
ひらながな入力のモデルもありますが、なるべく高学年用モデルのローマ字入力のものを最初から使用する方が長い目でみるといいと思います。なのでローマ字入力は早めに習得しておくことをお勧めします。
ローマ字習得に関しては【ローマ字習得】の記事をご覧ください。
使い方はすぐにわかっても、使う習慣がなかなか身につかない場合があるので通級ではわからない言葉が出てくるとすぐに電子辞書を使って調べるという習慣づけもしてくれていたようです。
なので、一人で勉強したり漫画を読んでいてわからない漢字を知りたい時は、私にいちいち聞かず自分で調べられるようになりました。
👇小学生モデル
小・中学生モデル
アプリを活用する
タブレットやスマートフォンで手軽に調べられる無料アプリもおすすめで、私も普段活用しています。
『手書き漢字認識辞書』というアプリは読み方がわからない漢字を指でスマートフォンやタブレットに書くとて検索できるアプリです。
字が上手でなくても似た形の候補の文字が出てくるので、読み書き苦手な子供にも検索しやすいです。
デイジー教科書
『デイジー教科書』とは読み書きが困難な児童がパソコンやタブレットを使用して教科書の音読機能やすべての漢字にルビをふってくれる総ルビ機能があるソフトです。
中学生の教科書にも対応しているので教科書の内容の理解にとても有効です。
使用するには申請が必要ですが、医療診断書等は必要なく保護者等が申請することができます。
学校での使用を検討する
ここでご紹介した調べる手段の電子辞書やタブレット等を家庭で活用するのは問題ないのですが、学校で使用するかどうか検討する必要があります。
我が家は通級の先生の勧めもあり学校での電子辞書の使用の許可をいただいたのですが、子供自身が目立ちたくないという理由で学校に持っていきたがらなかったので今のところ学校では使用していません。
先生からはいつでも持ってきて大丈夫なように、クラスメイトから色々言われないようにまたは言われてもフォローできるようにと先生の近くの席にしていますとおっしゃっていただきました。
もし使用する場合は先生方のフォローをお願いするといいと思います。
もちろん、使用を学校にお願いする必要があるので事前に面談等して許可を得てからでないと使用することはできませんのでご注意ください。
うちの子の学校の場合は診断書の提出等は必要ありませんでした。
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