今回は読み書きが苦手な小学生の英語学習法とおすすめテキストのご紹介です。
読み書きが苦手な子に限らず、中学英語についていけるか不安があるお子さんにおすすめの勉強法になりますので是非参考にしてみてください。
高学年の頃、学校での英語のテストはできているから大丈夫だとばかり思っていましたがコロナ休校の時の宿題を一緒にやってみて唖然としました。
小学生レベルと思えないくらい難しい教科書の内容だったのと子供がほとんど理解できていなかったことにとにかく驚きました。
今まで小学生の英語のテスト内容はチェックしていたのですが、テストの簡単な内容とは全く違っているので、見たことない方は一度見てみることをお勧めします。
このまま中学校に行ったら英語の授業に全くついていけないだろうと思い、小学生のうちからしっかりと英語の基礎を身につけておかなければと思い英語の家庭学習強化をはじめました。
印刷できる無料のフォニックス表の添付もありますので家庭学習にご活用ください。
フォニックス
英語学習はまずアルファベットの音であるフォニックスをしっかり習得するところから始めます。
私は学生時代英語がとにかく苦手で約1年ほど留学経験がありますが、当時フォニックスを知っていたらもっと楽に英語が伸びていただろうと思います。
読み書きが苦手な子供にもそうでない子でも、とーーっても便利な知識になるのでフォニックス習得は絶対にお勧めです。
アルファベット読み a b c d e ⇒ エイ ビー スィ ディ イー
フォニックス読み a b c d e ⇒ ア ブ ク ドゥ エ
フォニックスのルールを知っていれば、スペルを知らない単語でも、なんとなく読めたり書けたりできるようになります。(ルールに当てはまらない例外もありますが・・・)
フォニックスは今後の英語学習で知っていたら得しかないので、夏休み等時間が取れる時に繰り返し練習して一気に覚えてしまうことをお勧めします。
帰国子女のお友達から聞いたところネイティブの子供も幼稚園から習うそうです。
フォニックスの覚え方①
フォニックスを習得するために使用したテキストをご紹介します。
前回の【ローマ字学習】の記事にも載せましたが、👇『書いて覚える楽しいフォニックス』のテキストと付属のCDを使って繰り返し何度も復習しながら進めていきました。
このテキスト1冊で繰り返し練習すればフォニックスを覚えられる内容になっているのでとてもお勧めです。
前回記載した「ローマ字習得」の時のように基本の部分だけでなく、フォニックスのルールは奥が深いのでテキストを最後までしっかりと学習することをお勧めします。
付属のCDで学習すると英語の教室と同じ感覚で丁寧に説明してくれるので、是非CDを使って学習してみてください。
親御さんが英語が苦手でも大丈夫です。
一緒に勉強するとなるほどーと思える内容で、大人でもとてもためになるので是非一緒に取り組んでみてください。
もちろん親がCDを操作してあげるだけでお子さんだけでも学習できます。
題名に「書いて覚える・・・」とあるので、読み書き苦手な子にはハードルが高いのではないかと思うかもしれませんが、書く量は多くなくCDでしっかり発音を教えてくれる内容になっています。
フォニックスの覚え方②
上の子が通っていた幼稚園は英語教育に力を入れていたので、毎朝フォニックスをやっていました。
幼稚園でのやり方はアルファベット表を見ながら
「 Aaエイア Bbビーブ Ccスィーク Ddディード Ffエフフ Ggジーグ Hhエイチハ 」
というようにアルファベット読みとフォニックス読みをつなげてA~Zまで声を出して読むというやり方でした。
このやり方を覚えてしまえば、アルファベット読みがわかるけどフォニックス読みを忘れてしまったというときにアルファベット読みにつなげて読むので思い出しやすくなります。
フォニックスのプリント
フォニックスを習得するのは繰り返し練習が必要なので、自作のフォニックス表を作成して家のいたるところに貼りました。
ディスレクシアの子にも見やすいとされているユニバ―サルデザインのUDデジタル教科書体で作成しています。
プリントは確認のためにカタカナ表記していますが、覚える時はカタカナ表記を見ずにアルファベットだけの表を見て練習するほうがいいようです。
フォニックスのやり始めはなるべく毎日1日1回でもいいので「フォニックスの歌」と「エイア・ビーブ・スィーク・・・」を口ずさんでまずは音で覚えてしまうことをお勧めします。
👇こちらは基本のフォニックス表です。パソコンから印刷してお使いください。ポスターのように机の前やトイレの壁などに貼っていつでも確認できるようにしています。(一部、本のカタカナ表記と違うところがあります。)
👇こちらは様々なフォニックスルール表です。2ページ目は練習用でカタカナ表記なしです。