我が子の小学校では漢字小テストは高得点になるまで漢字の再テストをしなければいけません。
読み書き苦手で特に漢字を覚えるのは大の苦手な我が子は、毎回再テストになるので、低学年の頃は間違えた漢字をたくさん書いて提出していました。
なんとか、再テストを免れ子供の負担を減らしてあげたいと思い、漢字テスト前の学習を試行錯誤しました。
そして自分に合った覚え方を見つけてからは、小テストで高得点や100点がとれるようにまで効果がでてきました!
なるべく少ない労力で効率よく覚えられるよう工夫して結果が出てきたので我が家の方法をご紹介します。
漢字が苦手なんだから漢字テストでいい点がとれないのはしかたない、覚えてもまた忘れちゃうからなどと思わずに、
しっかり対策しておけば点数が上がって子供の自信にもつながるので是非お子さんと一緒にテスト対策をしてみてください。
漢字ドリルのミニテストの対策
漢字テストは大きく分けて、普段の単元ごとにやる10問程度のミニテストと学期ごとにやる50問テストがあると思いますが、まずはミニテストの対策について詳しく説明していきます。
我が子が通う学校では漢字テスト前にテストの範囲といつやるか(だいたい前日に知らされる)教えてくれるので、対策しやすいですが、もし範囲やいつやるか知らせてくれないようでしたら合理的配慮になるので学校の先生に範囲や日にちを教えてほしいとお願いしてみてください。
まずはテスト範囲の読みを完璧に覚える
step①読めなかった漢字のみにチェックを書き、読めなかったもの・もしくは間違えたものはその場で教えてあげるか答えを見る
step②①でチェックを入れた読めなかった漢字だけもう一度読む
step③間違えた漢字が読めるようになるまで繰り返す
step④間違えた漢字が読めるようになったら、再度すべて読めるか確認テストをする
読みをひらがなで書くのは時間がもったいないので、書かずに声に出して読みます。わからないものはその場で答えを見るもしくは親が教えてあげて声に出して読みます。
慣れてくると自分で答えを見ながら確認して覚えられますが、最初は親御さんも隣で一緒にやってあげるといいと思います。
読めるようになってから書けるかテストする
step①すべて読めるようになったら漢字を書けるかテストする
step②書けなかったものにチェックをする
step③書けなかった漢字の答えを見て覚える
【覚える方法A】見本(答え)をよく見て書く⇒見本(答え)を手でかくして書く⇒書けたらOK・間 違えたらもう一度見本を見て書く⇒かくして書けたらOK
【覚える方法B】答えを見て書き間違えやすそうな漢字のパーツの一部分に〇をつける
覚える方法は人それぞれ合う方法が違うので、その他自分に向いている覚え方で覚える
step④書けなかった漢字のみテストし、間違えたら③の覚える作業を再びやる
step⑤全部書けるか再テストする
この順番と方法でテスト前日に勉強しておくと100点や高得点がとれるようになりました。
先生も「できるじゃーん!!」とびっくりしていました。
慣れてきたら時間はかからずにできるようになりますが、慣れないうちは読みをやる日と翌日書きをやる日とわけてもいいと思います。
はじめて100点をとれた時の感動は忘れられません!子供も私もハグして喜びました。最初の頃は一緒にやっていましたが、今は自分一人で答えを見ながらテスト前に勉強しています。
きちんと上記のやり方で勉強した時と宿題だけでテストに挑んだ時の結果の差が顕著なので、子供がさぼるとすぐにわかります。
学期末の50問テスト対策
「漢字の50問テスト」これは読み書き苦手な子にとってものすごーくハードルが高く大変なテストですよね。テスト範囲が多いし、どんな問題が出題されるかわからないので対策しにくいテストです。
ミニテストで100点をとれるようになっても、長期記憶に入っているわけではないので学期末などにある50問テストの頃になると忘れてしまっているものも多いです。
上記のミニテストの合理的配慮と同じように、テスト範囲とテスト日を先生に教えてもらうこと、学習方法も同じように読み⇒書きで練習をします。
我が子の場合、がんばって勉強しても再テストになることがほとんどなので、再テストの方法を先生にお願いして、10問ずつの再テストにしてもらう等の合理的配慮をしてもらっています。
再テストの方法やテスト範囲を教えてくれる教えてくれないに関しては、地域差だけでなく先生個人でも対応が違ってくるかもしれないので、学年が変わるたびにお願いすべき合理的配慮のひとつになります。