今回は読み書きが苦手な子供や勉強が苦手なお子さんにお勧めの歴史学習についてお伝えしていきます。
小学校6年生になると社会の時間に歴史がはじまります。
以前5年生の担任の先生から伺ったのですが、6年生からの歴史で多くの子がつまづくそうです。
その後の苦手意識は中学高校とずっと続いてしまうので、5年生のうちから家庭でベースづくりをして歴史嫌いにならないように先生からアドバイスいただきましたのでシェアしたいと思います。
また、我が子が歴史好きになったきっかけについてもご紹介します。
歴史マンガを読む
5年生の時の担任の先生からのアドバイスは
「5年生のうちから是非、歴史マンガを読んでみてください」とのことでした。
なんだ、歴史マンガか・・・
先生に勧められた時は正直、いくら漫画とはいえきっとあんまり面白くないよね。興味持つかな・・歴史が苦手な私は思いました。
色々な出版社から出ているので、どの歴史マンガがおすすめか伺ったところ、
「本屋さんにお子さんと一緒に行って絵をみて選んでみてください」とアドバイスをもらいました。
そして本屋さんに行ってびっくりです。
絵が!!!
昔、私の見覚えがある歴史マンガ絵とはかけ離れていて、とてもきれいな絵の本を見つけました。
出版社によって多少歴史見解が違っていたり描写が違っていたりするのかもしれませんが、どの歴史マンガも内容はしっかりしていて教科書に出てくる大事なところは赤文字になっていたり、太文字になっていてわかりやすいですし、オールカラーのものもあります。
なのでまずは、お子さんが本屋で選んで興味を持ってもらうことが一番大事ではないかと思います。
うちの子が一目で気に入って読んでいる歴史マンガはこちら👇の成美堂出版の「日本の歴史」です。
歴史上の人物がとにかく美しくてかっこいい絵で描かれています。(教科書のイメージ画とかけ離れているのでギャップがすごいかもしれませんが)
自分が子供だった時に、こんな本があれば私も歴史好きにまでならずとも、少しは歴史に興味を持つことができたんじゃないか!!そして、社会の成績ももう少しよかったのではないかと。。。
うちの子は5年生で読み始めて中学生になっても時々読み返しています。
キングダムのアニメを見る
ある時、漫画好きの親戚に一番好きな漫画を聞いたところ、「キングダム」か「ジョジョ」とのことだったのでキングダムのアニメを見てみたら家族全員はドはまりしてしまいました。
振り返ると我が子が歴史に興味をもつ一番のきっかけはキングダムだったのではないかと思います。
キングダムは歴史に忠実なわけではないのですが、歴史上の人物名や地名が登場するので、中学で習う中国の歴史でもイメージをつかみやすかったようです。
男女問わず楽しめますし、年齢層が上のように感じますが、アニメなので低学年の子供でも楽しんでみています。
私は最初はあまり興味が持てなかったのですが見ていくうちにどんどんはまっていきました。子供の頃に知っていたらもしかしたら歴史好きにいなっていたかもしれないと思いました。
2022年現在Amazonプライムビデオではシーズン1~3まで視聴できます。
また、コナンの歴史シリーズも歴史に興味をもつきっかけとなりました。低学年の子が興味をもって読んでいるので、歴史マンガを読む前段階に読むのもいいかもしれません。
上記の歴史マンガがどうしても苦手という子もいるので、高学年でもコナンの歴史をまずは読むと面白い内容なので、歴史に興味を持つきっかけにもなると思います。
👇こちらは低学年の末っ子が最初に読んだ本です。面白いそうで何度も繰り返し読んでいました。
👇日本史
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ボカロで覚える中学歴史を聞く
書店で売っている「ボカロで覚える中学歴史/理科」というテキストを購入しました。アプリをダウンロードして映像と音楽で歴史を覚えることができるテキストです。
こちらは好き嫌いがかなり分かれると思いますが、ボカロ(ボーカロイド:初音ミク等。人ではなくアンドロイドが歌う曲)が好きなお子さんにはとてもお勧めです。
歴史だけではなく理科・国語・数学も出版されています。
ボカロを知らないお子さんでも映像がきれいなのでアニメ好きのお子さんは興味をもつかもしれません。
音楽がかなり特徴的で、わりと早口なので大人が聴くと聞き取りにくいところもありますが、高速で音を聞くのは脳にもいい影響があるそうです。
いくつかの時代ごとに曲が分かれているので、時代の大きな枠組みをつかむこともできそうです。
テキストには詳しい説明も載っていますし、表紙だけでなく中身もゲームの攻略本のようなデザインなので勉強をしている感がなく勉強ができるのではないかと思います。
中学歴史とありますが、小学校で出る内容も含まれているので、我が家では小学生のうちから使っていて中学になってからも活用しています。
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中学歴史
中学生になると本格的に歴史の授業がはじまります。
人物の名前を覚えるだけでも大変なのに漢字で書かなければいけなかったり読み書き苦手な子どもにとってはハードルが高すぎると思っていました。
しかし先生に採点方法を確認したところ、問題文の中に
「漢字で書きましょう」という文言がない場合⇒ひらがなで書いても〇。ただし、そのとき漢字で書いた文字がまちがっていたら✗もしくは減点。
「漢字で書きましょう」という文言がある場合⇒漢字が間違っていたりひらがなで書いたら✗。
というように採点のルールがあります。学校や地域によってもルールが違うかもしれませんので、テスト前に学校の先生に確認してみてください。
地域の公立高校受験時のルールにのっとっている中学校が多いようです。
「漢字で書きましょう」の文言がある問題とない問題が混在していますが、重要人物や重要な出来事だけテスト前に漢字で書けるようにするという学習で大丈夫です。
この採点のルールは合理的配慮等関係なく全生徒が同じ配点になります。