私はデュオリンゴで語学学習をしてもうすぐ2年になります。
韓国語がほぼ終わったので(今は復習問題のみの出題)、次は中国語をやってみよう!と思い現在はデュオリンゴで主に中国語の学習をしています。
今回は中国語の学習を始めてみようと考えている人に中国語が全く分からない超初心者がデュオリンゴで中国語を学習してみたレビューをしていきたいと思います。
これから、中国語を始めてみたい人や以前やってみたものの続かなかった方にはデュオリンゴでの語学学習はとってもおすすめの学習方法なので、是非参考にしてみてください。
どの中国語に対応しているか?
中国語といっても、文字体系や方言など多様ありますが、日本語話者がデュオリンゴで中国語を学習できるのは「簡体字の普通語コース」です。
日本語の漢字は簡体字ではなく繁体字から由来しているものが多いので、日本人にとっては繁体字の方が意味が分かりやすいようですが、北京や上海やシンガポールなどで使用されているのが簡体字だそうです。
中国で最も使われていているのが普通語で中国の公用語です。
デュオリンゴで中国語の文法
デュオリンゴは文法の説明が一切ありません。
初めての言語学習で文法の説明がないなんて、どうやって学習するのかと疑問に思う人もいるかもしれませんが、
デュオリンゴは他の言語でもほとんど文法の説明がないままレッスンが進んでいきます。
韓国語の場合は日本語と文法が似ているので、文法の説明がなくてもとくに苦戦することはありませんでした。
中国語の場合も同じ東アジアだし文法(語順)も似ているかと勝手に想像していたら、英語に近い文法(語順)だったのでびっくりしました。
「疑問文はこうなるのかー。そこは英語とは違うのかー。」
など、デュオリンゴで文法の説明がなくてもレッスンをやっているうちに自然と理解できるようになってきます。
赤ちゃんや子供が文法を習わなくても言語を話せるようになるのと同じ感覚です。
そのため、一度中国語の学習を初めてみたもののすぐに挫折してしまったり諦めてしまったという方にもデュオリンゴで中国語の学習を是非再チャレンジしてみてほしいです。
デュオリンゴの中国語の漢字
日本人なので、漢字は大体わかるだろうと正直高をくくっていました。
音読を知っていれば似ている発音もありますが、全く違う発音のものも多くあります。
そして、同じ意味のものもあればまったく違う意味の漢字も多く先行きがかなり不安になりました。
ですが、韓国語のハングル文字と違って文字でなんとなく意味が読みとれるものもあり、覚えた意味の文字を見れば慣れ親しんでいる漢字なのでそのあたりは意外とクリアできています。
デュオリンゴの中国語の発音
中国語の一番の難関だろうと予想していた発音ですが、予想通りスピーキングでは何度やっても正解にならない発音があります。
余談ですが、台湾人のドクターから聞いた話ですが入れ歯を入れて発音すると中国語は話しやすいよと言っていました。
半分冗談だと思いますが、英語よりも巻き舌をよく使うそうです。
また、台湾よりも中国の方がさらに巻き舌になるなど地域性もあるようです。
知っている漢字でも全く違う発音のものが多かったり、発音がとっても似ているものが多く、
「え!!?さっきの文字とどこが発音が違うの?ほぼ同じに聞こえる。。。」
と思うことがしばしばあります。
スピーキングを強化したい人は、課金コースのデュオリンゴSUPERでたくさん練習できるトレーニングルームがお勧めです。
デュオリンゴでは中国語の発音表記はローマ字表記です。
ローマ字だけでなく、à・ēなどローマ字の上に~や-などの記号があり強弱や音程の違いを表していますが、これらの発音の詳しい説明はないので、YouTube動画等で発音表記の学習することをお勧めします。
デュオリンゴの中国語の単語
私が、デュオリンゴアプリののすごい!と思うことのひとつに単語の習得が自然にできるという点があります。
今まで0からスタートした語学は韓国語と中国語の2か国語ですが、もともと知っている単語と言えばこんにちは・さようならなどの挨拶程度でした。
ですが、デュオリンゴの学習以外で単語帳を使用することなく約1年半ゆるーく継続してきただけで1500語の単語を身につけることが出来ました。
学生時代に単語帳で必死に覚えた単語でも、しばらくするとすっかり忘れてしまってテスト前に絶望するという経験がありますが、
デュオリンゴでは文章の中で単語が増えていき、何度も繰り替えし同じ単語が出題されるので、忘れかけている時に出題され定着していくという方法で結果的にとても効率よく覚えることが出来ます。
中国語は漢字だからある程度単語もわかるかと思いきや、意外と全く違う意味で使われていたり全く違う読み方だったり見たこともない漢字もたくさん出てきます。
それでも、繰り返し文章で出題されるので、いつの間にか長期記憶に入っているという感覚で覚えることができます。
どんな人におすすめか?
デュオリンゴの中国語は、中国語が初心者もしくは初級の方におすすめです。
中国語が中級以上の方にはおそらく簡単すぎるレッスンなのでお勧めはできませんが、これから更にセクションが追加されることが予想されるので今後に期待したいですね。
まとめ
昔々、学生時代の頃「これからは中国語を勉強しておくと就職にも役に立つし、おすすめだよ。」と色々なところで聞いていたにもかかわらず、
英語すら全然できないのに、中国語なんて自分にできるわけがないと思い、挑戦すらしようとしませんでした。
ですが、デュオリンゴで韓国語を学習してみて、大人になってからでも、記憶力がいい方でなくても、毎日少しずつ継続して、自分に合った学習方法が見つかれば習得できるようになることを身をもって経験しました。
だからこそ、次は中国語を勉強してみようと思えました。
始めたばかりは、韓国語の時ように手ごたえがなく不安でしたが、継続していくうちに少しずつですが身についていることを実感できるようになってきました。
なので、一度中国語に挑戦してみたものの難しくて挫折してしまった人でも、デュオリンゴで再挑戦してみることをお勧めします。
ゲームを攻略していく感覚で、苦じゃなく継続でき、気づいたら単語を覚えている!!とるはずなので是非試してみてほしいです。