我が家が初めてお掃除ロボを購入することになり、主人があれこれ色々なメーカーを検討し購入を決めたのがロボロックS8Max Ultra 5way「通称ロッキー」です。(以下ロッキーと記載しています)
購入して3カ月がたったので、使用感やメリットやデメリットについてレビューしていきたいと思います。
ロボロックS8Max Ultra 5wayの特徴
ゴミを吸い取りながら同時にモップで拭き掃除までしてくれるというタイプのお掃除ロボです。
価格は¥19800ほどで販売されています。おおお高い。。。
5wayとは何かというと、モップ洗浄・モップ乾燥・給水・ごみ収集・洗剤投入を自動で行ってくれるというものです。
モップを洗ったり乾燥して掃除前に取り付けたりということをしなくていいのはとってもありがたい機能です。
普段人間がやることは、掃除前に部屋に散らかっているものを片付けてから「ハローロッキー!掃除をはじめて」と言う、もしくは本体の電源ボタンを押すのみで掃除を始めてくれて、物が詰まったら取り除くくらいです。
壊れやすいって本当?
ロボロックを検索してみると、「壊れやすい」という予測検索が出てくるので購入前に不安に思っている方いるのではないかと思います。
我が家はまだ3カ月しか使用していないので何とも言えないのですが、壊れる気配はありません。
口コミ等を検索してみても、ロボロックS8に関しては壊れやすいという口コミは見つかりませんでした。
数年前の製品や上位機種でないものの口コミ等に壊れたという情報があるため、そのような検索結果が上位表示されてしまうのではないかと考えます。
メーカー保証が1年あり、中国のメーカーですが日本ではソフトバンクのグループ会社が販売しており、アフターサービスも日本語対応なので安心です。
電気屋さん等で購入すれば、お店独自の延長保証等も付けられる場合があります。
吸引力や掃除性能に関して
我が家初のお掃除ロボなので、他のお掃除ロボとの比較はできませんが、今まで使用しているダイソンV12(ダイソン最上級モデル)と比べて、物足りなさは全く感じません。
我が家は絨毯が多いのですが、絨毯での吸引力も申し分なく日常の掃除は問題なくきれいにしてくれます。
一番驚いたことは、角や隙間などダイソンの掃除機ではヘッドを交換しないと取り切れないような場所のゴミまで伸縮サイドブラシがくるくると回ってゴミをかき集めてくれることです。
私が普段、一生懸命掃除機をかけていた時よりもずっときれいに掃除してくれる!!と感動しました。
丸形なので、角や小さい隙間の掃除は期待していなかったのですが、うれしい誤算でした。
モップ機能に関して
今まで私は日常的にモップ掛けや雑巾がけをすることはほとんどなく、汚れているところに気づいたときに水拭きをしてついでに周りも水拭きをするという生活スタイルでした。
そのため、水拭きの必要性は掃除機にはそれほど求めていませんでした。
ですが、ロッキーの拭き掃除を体験してからは、床のスッキリ加減が違うことに気づき毎日とても気持ちよく過ごすことができています。
もし壊れても、絶対にまた水拭き機能付きのお掃除ロボにしたいと思うくらい我が家にとってなくてはならない機能と思えるほどです。
そして、このモデルはモップの給水・洗浄・乾燥まですべて自動で行ってくれるので、たまにタンクの水を給水し汚れたタンクの水を排水するのみです。
私は忘れっぽいのですが、給水や排水のタイミングはロッキーが教えてくれるので給水や排水のやり忘れできれいに掃除できないという心配もありません。
モップがひどく汚れてしまった時だけ、手洗いもしくはモップ交換が必要になります。
音の大きさ
掃除中の音の大きさに関しては、ダイソンV12に比べて静かです。
仕事中にロッキーが作動していても気にならない程度です。(個人的感想)
ただ、音楽を聞く時やドラマを観ている時は、気になるので使用しないようにしています。
掃除が終わってからドックに戻り、ごみ収集をする時の音はかなり大きいので夜中の使用には注意が必要ですが、時間は短くあっという間に終わります(数10秒)。
マッピングの正確さ
初期設定時に家中の部屋をくまなく、行き来して正確にマッピングしてくれるので、いつも物であふれている子供の机周りや入りにくそうな場所はあらかじめ除外範囲に設定することが出来ます。
除外範囲は随時変更可能なので、少々模様替えをしてもまたマッピングし直したりする必要はそれほどないのではないかと思います。
我が家は2階リビングなのですが、3Dカメラ搭載なので階段から落ちてしまうという心配もありません。
ただ、たまーに迷子になってしまうことがあるようで、「現在位置を確認しています。」と言いながら静かにウロウロしていることがあります。
その後「位置を確定しました。」と言ってまた掃除が再開されます。
段差を乗り越えられるか
我が家は育ち盛りの子供達の騒音対策で家のあちらこちらに防音マットを引いているため段差だらけの家です。
そのため前々からお掃除ロボが欲しかったけど、きっと段差を乗り越えられないだろうと思いあきらめていました。
調べてみると最近のお掃除ロボは2センチの段差も乗り越えられるとのことでした。
2センチ以上ある所もあるから無理じゃないかと思いましたが、心配していた段差はマットの上にマットよりも少し大きいサイズの絨毯を引いているので、スロープにしてしまえば、2センチの段差も難なく乗り越えられました。
もしも、防音用のジョイントマットやイケアやニトリなどで販売している分厚い運動用マットを敷いているご家庭で、段差を乗り越えられないことや、引っかかってしまうことがあれば、
対策としてその上に一回り大きい絨毯を引くと絨毯がスロープ代わりになってお掃除ロボが乗り越えられるようになりますよ!
絨毯を引くことでジョイント部分の溝の汚れもたまらなくなります。
我が家は運動マットの上に低反発素材の絨毯を置いているので、さらに防音効果が期待できるのでとてもお勧めです。
フロアマットと床との斜めの境目があり、フロアマットが浮いている部分が時々引っかかってしまったのですが、フロアマットを両面テープで床に貼りつけて、スロープを付けることで解消することが出来ました。
スロープ参考商品👇
PV
※余談ですが、我が家は防音対策をかなり徹底していて、畳やフローリングの床の上にコルクマット👉クッションフロア(フローリング風)をしいていて、更に子供が暴れそうな広い空間にはクッションフロアの上にイケアの運動マットを敷いてその上に低反発絨毯を敷いています。ご参考までに。
その他注意点など
子供の靴下や鉛筆など気づいたときすぐに拾って定位置に置くように心がけ、朝一にリビング・廊下・キッチン等に物が落ちていないか確認するようになったので、部屋が散らかりにくくなりました。
ロッキーの問題ではなく、我が家の問題ですが、消しゴムが落ちていたり靴下が落ちていることに私が気づかずに掃除をしてしまうと「メインブラシが詰まっています。」と教えてくれるので、取り除くことが必要になります。
なので、お出かけ中にお掃除ロボを使うとなると途中で止まっている可能性が高いです。
これはあくまで、我が家の場合です。
また、吸引力が高いので結構大きめなビニール等を吸い込んでくれます。
そのため、掃除機自体に取り込むことが出来ても、ごみ収集ドック(本体)に吸引するときに吸引しきれないことがたまーにあります。
最初の頃は、それに気づかず「もう吸引力が落ちてしまったのか💦高かったのに( ;∀;)」と心配になりましたが、掃除機本体の上にあるマグネット式のふたを外したところに内蔵されているダストボックス内のゴミを取り除くと今まで通りの吸引力に戻りました!
公式ではごみを貯めることができる期間が60日間となっていましたが、3カ月使用しても今のところまだまだ紙パックが満タンになっている様子もなく使用することが出来ています。
我が家は大家族なので、ほこりや髪の毛など一般的な家よりもきっとごみの量が多いであろうにもかかわらず、まだ交換しなくて大丈夫なくらいとても大容量にごみを貯めておくことが出来ます。
コードが多い場所や電気カーペットの絨毯がめくれやすい冬のテーブル下等は進入禁止区域に設定するようにしました。
始めのうちはコードを上の棚に上げる等対策していましたが、結局やり忘れるといつも絡まるので、潔く進入禁止区域に設定してしまうことをお勧めします。
メンテナンス
自動機能が多い機種ですがそれでもメンテナンスは必須になります。
といっても、他の機種や他社製品に比べるとメンテナンスの頻度が低いそうです。
私は家電のメンテナンスはやり忘れることがほとんどですが、ロッキーはスマホアプリでメンテナンス時期になるとお知らせしてくれる機能があるのでやり忘れ防止になり、結果的に不具合も回避できるのではないかと考えます。
給水タンク・排水タンクの給排水、センサーを拭く、紙パックの交換、モップ交換などのメンテナンスが必要になりますが、3カ月して行ったメンテナンスはタンクの給排水とセンサーを拭く、つまったダストボックスのゴミを取り除くくらいです。
デメリット
上記メリットばかりを綴ってきましたが、ここからはデメリットにつてお伝えしていきたいと思います。
紙パック・モップ等備品が高い・・・交換頻度が高くないので、当初思ったよりはコスパがいいと感じています。
ごみ収集時の音が大きい・・・収集時間がとても短いので大きな問題ではありませんが、夜中の使用は避けた方がいいと思います。
ロッキーの言語理解力・・・掃除中でも何でもない時に、たまーに突然「はい、何でしょう?」と言い出すことがあります。
また、「ロッキー○○して」の返答に「そのコマンドを理解できません。」となることがあるのでアレクサやsiriほどの言語理解力を期待しないほうがいいと思います。
誰かが会話中ならまだしも、自分ひとりで音楽もかけていないのに言われた時は流石に怖かった。。。
まとめ
ロッキーがきてからは、広い面はロッキーにお任せして、普段手が回らなかった細かい場所の掃除をダイソンのブラシ等を使って日常的に掃除できるようになりました。
家具の隙間や棚のほこりとりなどなど、家がキレイに保てることが気持ちにも余裕がもてるようになったと感じています。
また、子供達に「ロッキーが掃除できるように部屋を片付けて」と言えば、文句を言うこともなく素直に片づけるようになりました!
これが一番私にとってうれしい効果です。
お値段はかなり高いですし、保証期間終了後に壊れた時のことを考えると恐ろしい気はしますが、メンテナンスをしっかり行い、末永く頑張ってくれることを期待しています!